OA機器による目の疲れ

パソコンなどのOA機器の普及やTVゲームなどの影響で、目を酷使する傾向が高まり、目の疲れや乾き、充血といった症状を訴える方が増加しています。最近ではVDT症候群がみられるようになりました。

原因 コンピューターゲームやパソコン、ワープロなどの長期使用などで目を酷使つづけると、目のピントを合わせる水晶体などの調節力が低下します。さらに目の毛様体筋などの筋力が低下して物が見えづらくなり、目の疲労を生じます。常に目の疲れを訴える方には、ビタミンを高単位配合した点眼薬に、ビタミンB剤を併用するとともに、生活環境や仕事のやり方を見直すことが必要です。

VDT症候群(テクノストレス眼病)

VDT(Visual Display Terminal)とは、コンピューターやTVなどのブラウン管を意味しています。長時間VDTに接することで、目の疲れだけでなく、疲労感や頭痛、肩こりや首のはり、吐き気といった体の不調や、イライラ、やる気がなくなる、抑うつなどの精神面の不調があらわれます。